今度の人事異動で、都内から地方へ転勤に。都会だったら交通機関が発達しているので、車の必要性はなかったのに、駅に行くにも不便になるところで車は必需品。
とはいえ転勤の期間は2~4年で、また戻れる予定なので、車を新車で買うか悩み所。そこで中古車と車をリースする場合について検討してみました。
中古車とレンタル代金
まず中古車をどれくらいのランクにするかですが、100万を超えるものなら新車にして次の転勤で売った方が得かもしれません。
注意したいのが契約期間。3年と5年または6年のプランが一般に多い。
新車 | 中古車 | レンタル3年 |
購入合計200万円 | 100万円 | 50~60万円 |
参考:日産マイリースプランは3年で約565万円(2016年2月29日現在)
この他、新車・中古車には毎年の車にかかる税金がかかります。(リース・レンタルの場合は含まれている場合が多いので計算は楽。)
なお、任意保険への加入は別途、それぞれにかかるので条件は同じ。
期間が明確ならレンタル・リースが得
先ほどの表から比較すると、転勤の期間が明確に分かっている場合には、レンタル(リース)プランが安く抑えられます。(傷や故障などの修理費用は自分の負担になります。)
ただし、人事移動が1年前後にずれると損になる可能性がでてきます。また1年契約の場合は、リース代が高い傾向にあったり、いくつかの特典がついていないので経費はかさみます。
中古車のリスク
今回は中古車の価格を100万円に設定していますが、50万くらいでも購入は可能です。しかし価格が安いということは、それだけ走行距離や年数を多く乗られているので、故障の確率が増します。
大抵、安い中古車は保証期間は3ヶ月。しかし3年の間に大きな故障をして修理費が何十万円になることも想定する必要があるので、中古車を買うのもリスクがあるのは想定しておく必要があります。
新車を売るという選択肢
初期投資の予算はかかりますが、3年間、状態良く維持すれば高額査定も期待できます。
とはいえ厳しく査定されると、新車の価格も3年で約半値になるので、例えば200万円の車も100万円くらいになってしまいます。
こちらで概算を計算できます。
参考 車を売る相場を知る!年数で価値が下がる簡単な計算の方法
もし高く売りたい場合は、ネットの一括査定サービスを活用して、たとえ1万円でも高く買い取ってくれるところに売るのが大切です。
まとめ
転勤で引っ越しをされる場合は、予算重視で格安の中古車を買うのはオススメできませんが、レンタル(リース)か、あるいは新車で軽自動車という選択肢もあります。
もし車で遠出(200km)以上のドライブを頻繁にされないなら、軽自動車もありです。
転勤の期間は、社会情勢や会社の業績で大きく変わるリスクが高いので、車をどのプランにするのかは、ある意味、賭けになります。