「この車のタイヤ、かなり痛んでいますね~」という一言にドキッ。
そういえば、タイヤの交換はずっとしていないな~。溝が浅くなっていて、雨の日もブレーキをかけてから、止まりにくい気がしていました。
このような状態で運転するのは危険ですが、車を売るときも評価が下がります。
溝なしタイヤを交換すると高く査定される?
「タイヤを交換したら、高く買い取ってもらえますか?」
こんな質問を業者さんにすれば、「評価は高くなります」という回答は得られると思います。
ところが、溝なしタイヤ交換しても損をします。
- タイヤ交換しないときの買取額が50万円とします。
- 新品のタイヤに交換したら、評価額がアップして51万円に。
でも、タイヤ購入代と、交換費用、古いタイヤの処分費用を計算したら完全に赤字。これなら交換しない方がマシ。
もしこれから車を売るつもりなら、タイヤをわざわざ交換する必要はなさそうです。
売る前に事故になるリスク
タイヤの溝が減ると抵抗が下がり、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が伸びます。
新品と走り込まれた古いタイヤでは、1.5~2倍程度、車が止まるまでの距離が伸びます。中学校の理科の実験を思い出しますね。
ボーリングも床がピカピカに磨かれていて、その上を丸い球体が転がるので、ゆっくり頃がしても、取りあえずピンのところまでは到達します。
心配なら専門家の判断に任せる
スリップサイン、タイヤにある三角マークです。判断できないときは、イエローハットやオートバックスで判断してもらえます。
意味がわからない方は、専門家に任せた方が安心です。
私も良く分からなかったので、見てもらったら、「まだ、これくらいなら大丈夫ですよ~」と言ってもらえたので、安心して乗れました。1年後くらいに、そこで交換しました。
車を売るのがまだ、数ヶ月以上先であれば、危険なタイヤで運転して事故になる確率を考えると、高くついてもタイヤ交換代は保険料だと思って取り替えるのが良いかもしれません。
走行に問題がないレベルなら交換しない
結論としては、タイヤの溝がまだ走行に問題がないレベルなら、わざわざタイヤ交換しないて、そのまま車を査定に出せばOKです。
傷が気になる方はこちらを参考にしてください。>>車のへこみ修理を自分で直す手順とコツ
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