すでに新車では、機能の差はあれ車の衝突防止システムは、当たり前になりつつあります。
「旧型の車は怖くて乗れない」という時代も、すぐそこまで迫っています。
先日、交差点で止まっていたら反対側に信号待ちで停車していた軽トラに、信号無視で乗用車が突っ込んできました。
幸い、ぶつかる寸前で気づいてブレーキを踏み込んだので、スピードが減速されたので車が凹む程度ですんだようです。
もしあれ、乗用車に衝突防止システムが搭載されていたら、事故は回避されたかもと思うと、やっぱり必須だな~と実感しました。
今後、衝突防止の機能がない車は、保険料が大幅に上昇すると言われていますから、必須の機能と言えます。
衝突防止システムがない車に乗るな?
「衝突防止システムのない車には乗るな」という人もでてきましたね。
最初、この話を聞いたときは「ちょっと傲慢で、言い過ぎ」と思ったのですが、詳しく話しを聞くと、当然かもという気がしてきました。
自分が事故しないように、安全に配慮した車に乗っている人に、相手がよそ見をして不注意で衝突してきたのに、「すみませんでした」の謝罪もない。そりゃ、怒りが増幅されますね。
こういう人って、「こちらは6~7割悪いかもしれないけど、そっちも動いていたんだから4割くらいは悪いんだからな」みたいに、保険の割合で言い訳してくる人も。
でもね。こっちはドライブレコーダーを搭載していて、そっちが前面的に悪い証拠を動画で撮影しているですが・・・
私も車に搭載してます。
防げない事故を防ぐシステム
トヨタ自動車は、この分野でかなり遅れていましたが、その理由の1つは社長の考え方にあると思います。
「車に乗る楽しみを味わって欲しい」ということから、衝突防止のシステムの開発は後回しになっていると推測しています。
運転手を守るという考えが気迫な企業という人も。それは言い過ぎとは思いますが、スバルにかなり先を行かれてのは残念。
しかし考えてみれば、どんなに注意しても防げない事故が存在します。
アニメ、アンパンマンのドキンちゃんの『声優 鶴ひろみ』さんが、都市高速を運転中に大動脈破裂で亡くなられました。
あの方は事故になる前に、車を停止されたそうですが、車が高速で動いているときに亡くなっていたら、大事故につながっていたかもしれません。
心筋梗塞、脳卒中、なんらかの脳の障がいなどで突然、自覚症状もなく襲ってくるかもしれません。
若い人でも突然死もあるので、防ぐのは困難。
それに地方で持病があって、自分で通院するときに病気が悪化して事故になるかもしれません。
最低でも他の人を傷つけないためには、運転手に異常があったとき車が自動で停止する機能がなければ事故になります。
しかも高齢化社会がどんどん拡大しているので、高齢者の事故も増加している現状を踏まえれば、衝突防止システムを作れるのに、搭載できるのにコスト削減で搭載しないなんて意味不明。
車体価格が上昇したとしても、安全のためにはやむを得ません。
こんなことをいうと、こうやって言い返してくる人がいて困ります。
自動運転が実用化されたら買うよって人。そんなの待ってたら、その前に事故するかもしれませんよ。後悔しても手遅れ。
これから発売される新車は、すべてどんな車種(乗用車、軽自動車、軽トラ、バス、ダンプカーなども全て)に限らず衝突防止システムは必須ではないでしょうか?
こちらも必須だと考えますが?