元々、軽自動車は普通車よりも車幅が少ないので、駐車場で子供を乗せやすい車なので人気でした。
しかしそれでも狭い駐車場もありますし、車の止め方によっては隣の車にドアをぶつけてしまうケースも見受けられます。そこで人気に火が付いたのが軽自動車のスライドドアタイプ。
お子さんが自分で乗り降りする場合も、隣の車にぶっけないかヒヤヒヤしなくてすみますから。
さらにドアを開に開いたときの開口幅が広い車は、荷物の出し入れも楽です。ただメーカーによっては、この開く幅に違いがあるので、調べてまとめました。
※軽自動車で年子を乗せる場合は、ベビーカーを乗せると狭いので買い物などに不便。コンパクトカーがおすすめ。
主な軽自動車の開口幅
広い順 | 車種名 | スライドドアの開口幅 |
★1位 | ホンダ N BOX | 64cm |
2位 | ダイハツ 新型タント | 約60cm |
3位 | 日産 デイズルークス | 58cm |
同率3位 | スズキ スペーシア | 58cm |
ダイハツ 新型タントのスライドドアの開口幅は、助手席の後ろ側60.5cm、運転席側の後ろ59.5cmになっています。
このことから、チャイルドシートなどに乗せやすいのは、ホンダのN BOXが他社の車よりも4~6cm広いので、子供を乗せやすい車としてオススメめなことが分かります。この差が、お子さんを抱っこして乗せる時に、肩に当たらず乗せやすい空間を作ってくれます。
広くスライドすると便利なポイント
最近の軽自動車はシートを倒すと、いろいろと荷物を載せやすくなりました。車庫などの制限で後ろのドアを開けて積めないようなとき、スライドドアが広ければ、そこから積むこともできます。
赤ちゃんを抱っこしたまま、車に乗せられる。
チャイルドシートを外す場合でも広い方がやりやすいです。ちょっとした差ですが、毎日使うことですので、動きやすい方が良いでしょう。
風が強い時も、スライドドアで良かったと思うことはしばしば。いくら注意していても、子供が降りる時は心配ですからね。
私は母を後部座席に乗せて移動しています。助手席だと降りる時に心配ですから。もうスライドドアがない車は考えられないくらいです。
スライドドアの車の欠点
どうして構造上、スライドドア(子供を乗せやすい車)は、車体の重量が増えるので燃費の面では一歩劣ります。これは軽自動車だけではなく普通乗用車でも言えることですが。
構造が若干、複雑になるので10年くらい乗っていると、スライドドアの調子が悪くなって修理をする必要が出てくる場合も予想されます。
うちの乗用車のスライドドアは1度、自動で開閉する時に音がするようになったので修理しました。大抵は電気系統や部品の摩耗など、簡単に修理できるものなので、あまり心配する必要はないでしょう。それよりもメリットの方がはるかに大きいです。