車のペイント方法 入門編その2【塗り方・マスキング・重ね塗り】

始めて傷を治すためにペイント塗装をしたときは、ドキドキ。

失敗しないかな~と心配の方が先でしたね。

でもかなりひどい傷だったので、えい、やーみたいな投げやりな感じでやった覚えがあります。車の塗装(ペイント方法)入門編その1の続き。

傷をパテなどで埋めて、密着を高める処理が終わったら、いよいよペイント作業に入ります。

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塗り方

スプレーする場合のポイントをまとめました。

スプレー缶

  • ペーパーがけしていないところをマスキングする。
  • 塗る前に缶を良く振る。
  • 本番前にちゃんと出るか、試し拭きする。
  • スプレーは左から右に、一定のスピードで動かす。
    1秒で30cmくらいの速さ。
  • 塗装面との距離は15~25cmくらいを保つ。
  • 乾いたら、数回、塗り重ねていきます。

まずペイントの前準備として重要なのがマスキング

スプレーですと、広範囲に塗れるのですが、意図していない場所に塗ってしまいます。そこでペイントしない面をマスキングテープとビニールなどで覆うと、気兼ねなくスプレーできます。

とは言っても、いきなりスプレーするのは失敗の元。車に塗る前に、速さなどの練習を兼ねてダミーでテストして、感覚をつかみましょう。

広く塗る

ペイントする場合は、傷の箇所よりも広めに下地処理をして塗るようにすると、段差が出来ずになめらかにペイントできます。

マスキング

屋外でスプレーで塗るので、風などの影響もあるのでマスキングも広くするようにしましょう。

私は車ではありませんが、机をスプレーで塗るときに空拭きしないで、いきなり塗ったら液がボトーンと落ちて大変なことになった記憶があります。

缶を良く振って、塗る前に別のものをテストで塗って、私のような失敗をして液だれが起きないよう空拭き(何もないところでスプレー)してくださいね。

失敗例 一度に厚塗りすると、仕上がりは最悪。薄く重ね塗りします。

塗る方向と間隔

マスキングが終わり下地も処理できたら、いよいよスプレーで色を塗ります。ここで問題になるのは塗り方。

初心者の方はまずは基本の塗り方を覚えておいてください。

一定スピードを維持

スプレー缶を動かすときは同じ速度で、右から左にスプレーするとムラになりにくくなります。

広い範囲をペイントする場合は、より一定に動かして塗ります。これは慣れないと難しいかもしれません。練習してみてください。

ペイントの方向

重ねて塗る

重ね塗り

左から右にスプレーを動かすときは、2/3ずつ重なるように塗ると横のムラを防げます。

ここでのポイントは、マスキングしているところも多少塗るようにスプレーすると、ムラなく仕上がります。2/3と書いてはいますが、まさか定規で測りながら塗らないで下さいね(汗)

スプレーの距離を一定距離で保つ

スプレーの距離

一定スピードで2/3で重ねて塗りますが、距離も大事です。

スプレーと塗る対象物との距離が近すぎたり、遠すぎると仕上がりが悪くなります。目安は15~25cm程度の間隔に保つと、良好な仕上がりになります。

いろいろ書きましたが、慣れれば簡単にできるようになります。・・・が、私はまだ修行が必要なようです。というより、そんなに頻繁に車をぶつける訳じゃないですしね。

補足 小さな傷であれば、2/3重ね塗りしなくてOK。

塗ったら磨く

ペーパーと、コンパウンドを使う2つの方法があります。

まずはペーパーを使う方法ですが、塗装面が比較的きれいな場合は、コンパウンドをおすすめします。

下地をペーパーで磨いて平らにしても、スプレーすると凸凹になります。乾いてから触ると、少しざらつき感があります。

塗装面

ペイントは1回で厚く塗ると均一に濡れないから、薄く数回程度、重ね塗りして皮膜を厚くしていきます。

仕上がりをきれいにするためには、1回目のペイントが終わり乾燥したら、耐水ペーパー(#1200)を水につけて軽く磨き、その後、さらに#2000の耐水ペーパーで磨きます。

それから2回目、3回目と重ね塗りしていきます。常に重ねる前にペーパーで平滑になるようにします。

大抵、仕上がりが悪いのはこの磨き行程を手抜きするからです。DIYで机を塗ったとき厚めに塗ってペーパーもそこそこに、また重ね塗りしたらきれいな仕上がり面になりませんでした。

やはり手抜きは完成に大きく影響しますね。

塗装面がそれほど凸凹でない場合

先ほどご紹介したペーパーを使う方法は、塗装面の凸凹や段差が大きい場合には時間短縮のためにペーパーが早いです。

塗装面があまり段差がなく、手で触るとすべすべしているような場合はコンパウンドを使います。コンパウンドを使うと、塗装面の光沢がアップ、つや出しできます。

やり方は簡単で、コンパウンド専用スポンジを使い、そのスポンジにコンパウンドをつけて塗装面をねいねいに磨きます。

いくつかの専用の商品がありますが、始めての方はこちらが分かりやすく(公式の動画解説あるので)おすすめです。

  1. ソフト99 『99工房 コンパウンド極細』
  2. ソフト99 『99工房 液体コンパウンド』 仕上げに最適

クリアーペイントで完成

ペイントが終わったら、最後にクリアーペイント(ボデーペンクリアーなど)で最終仕上げをします。

塗装面を耐水ペーパーで磨いてから、クリアーペイントを重ねて塗ります。やり方は先ほどのペイントと同様です。乾いたら数回(3回~5回程度)重ね塗りします。

最終的にさらに光沢を出したい場合は、十分に乾燥して皮膜が硬化してからコンパウンドなどで最終仕上げをします。

1週間程度はあけるのが良いようですが、走行して砂ぼこりなどがまた付着してしまうので、表面の状態を見ながら行ってください。

まとめ

ここで紹介したやり方以外にも、人によって方法が異なりますが、大事なのは密着力と磨き、ムラなく塗れば、きれいに仕上がります。

それと大事なのは、塗装面を塗り重ねるときに乾燥してから、次の行程に入ることです。梅雨時期や湿気が多いときは、焦らず完全に乾かしましょう。

私は、どうでも捨てる板などに塗って、乾燥具合を確認します。

始めての方は難しいと思いますので、最初は練習してから本塗りしましょう。

参考 サイドミラーの傷を直すポイント

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