軽自動車のターボの必要性と短い寿命の問題

軽のターボ白

軽自動車も最近は、ターボ車(ターボエンジン搭載)が普通に走っていますね。メーカーもサイズ一杯に作って重量も重くなっているので、走りの面でマイナスをターボシステムでカバーしています。

しかし問題は本当に必要なのか? またターボの寿命が短いので辞めた方が良いという声も聞かれます。そこで本当のところはどうなのかについてまとめました。

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ターボあり、なしの比較

まずターボ無しの軽自動車の走りについて。軽自動車で高速道路を走ると、法定速度80km/hで走りたくても、上り坂では加速が遅くなりアクセルペダルを強く踏んでも、速度は思ったように速くなりません。

アルト ターボRS

スズキのアルト(660cc)で比較しています。

ターボありなし 最高出力(kW/rpm) 最大トルク(N・m/rpm) 重量
ターボ付 47/6,000  98/3,000  670kg
ターボ無し  38/6,500 63/4,000  650kg

最高出力で123.6%、最高トルクで155%アップ。この差が坂道や加速性能に影響していきます。長距離を走る方は、ターボなしでは不満が残る結果につながります。軽自動車のパワー不足ですから、ターボ付の軽自動車がおすすめ。

そこでこの性能がどんなものか、2ランク上のクラスのトヨタのビッツ(1300cc)と比較しました。

ターボありなし 最高出力(kW/rpm) 最大トルク(N・m/rpm) 重量
アルトターボ付 47/6,000 98/3,000 670kg
ビッツターボ無し  73/6,000 121/4,400  1275kg
比率  64.4% 81%  52.5

アルトターボとビッツのエンジン性能差は半分以上あるのに対して、重量が52.5%と軽量なので、1kg当たりのパワーでは、軽自動車のアルトターボの方が優れているといえそうです。

もちろんターボ車に乗っていなければ、それが普通なので気にすることはありませんが、一旦、ターボ車に乗ったら軽自動車のイメージは変わります。

※ターボ付のアルトが、ビッツよりも優れているという評価ではありません。排気量に差があり、また安定感や安全性能なども考慮する必要があります。あくまでもターボあり、無しを比較するための例として出しています。

力強い走り!1クラス上の走行を実感

運転中ターボ無し

私はターボ無しの軽自動車で通勤していたのですが、いままでは何も感じていませんでした。ところがターボ付を試乗してびっくり。

それもそのハズ。比較の対象がありませんでしたから、でもいざ乗り比べてみると、可愛い愛車がもっさり動く感じ…。電車でいえば各駅停車の電車と新幹線ぐらいの差に感じてしまいました。それだけ衝撃でしたね。

そういえば高速道路で、軽のターボ車に軽く抜かされたのを思い出しました。ネット上ではいろんな意見がありますが、実際に乗ってみた感覚は個人差があるので、人の意見では分からないです。

それに乗った事がない方から100回聞くよりも、実際に乗ってみればわかります。その結果、たいしたことないな、と感じれば自分にあった車を一から選びなおせば良いと思います。

ぜひ購入を考えているなら自分で試乗して体感してから、あれこれ考えましょう。まずは乗るのが先です。もしターボエンジン搭載車が必要ない方は、試乗されない方が良いですよ。後戻りできなくなります。

寿命の問題

問題は寿命。ターボエンジン搭載車は、付いていない車よりも故障率は上がります。それはターボという装置がある分だけ部品点数が増えるからです。

もう1つ大きな点は、オイル交換に敏感だということ。オイル交換を怠るとターボが泣きます。寿命が短くなるので、定期的な交換が必須。

くるまやさんから言わせれば、ターボじゃなくても定期交換しない車なんて、人間に例えるなら血液ドロドロの状態の、いつ心筋梗塞や動脈硬化を起こして倒れるか分からない状態だそうです。

オイル交換の頻度

通常、車はオイル交換の頻度は中程度の品質のものを、5000~10000kmに1回は必ず交換するのが理想的。

1万キロを超えても交換していないと、エンジン音がうるさくなってきて寿命を短くしてしまいます。これはターボ、有る無し関係なくです。

ターボ エンジンオイル交換の目安
なし 5000~1万km、または1年に1回程度。 
有り  5000kmまたは半年に1回

というのも交換を怠って、ディーラーさんに叱られた経験があるからです。最低でも5000キロ毎に交換すれば、ターボ車もトラブルを防げます。

また2回に1回はファイルターを交換しましょう。通常はメンテナンスで交換しましょうと言われるハズですが…。


こんなケースは要注意

走行距離が1000キロしか走行していなくても、半年に1回くらいはオイル交換した方が良いよと言われました。交換頻度を逆に短くするのは、血液さらさら状態を保てるわけなので、ぜんぜん問題ありません。

ターボ周りの消耗品は、ある程度で交換すると長く乗れるとのこと。メンテナンスさえしっかりしていれば、15万キロ乗ってもノートラブルだとと友人も話していました。状態が良い中古のターボ車は安くてお買い得かも。

燃費悪い?

悪い面もあります。ターボという装置を搭載するとアルトで約20kgほど、車体重量が重くなります。素人の計算では重量差の3%ほどアルトのターボ付と無しの場合で燃費が悪くなる計算ですが..。

ターボ カタログ値の燃料消費率
なし 37.0km/L
有り  25.6km/L

カタログ値で11.4km/Lも違う!

パワーがある分、燃費もワンクラス上の消費ですね。

もともとターボエンジンは空気を圧縮して燃焼させるのですが、パワーを上げるには燃料を多く燃やす必要があるから燃費が低下します。空気を送るだけでは、燃えるカロリーは増えませんよね。パワーの代償としてより多くの燃料を燃やすのです。

燃焼室を冷却するのも理由の1つですが、説明が長く、そして難しくなる割に、「へ~、ふ~ん。」で終わってしまうので割愛します。

たしかにターボエンジンの搭載車は、燃費が悪いのは本当でした。

まとめ 必要性は?

高速道路や長距離、あるいは普通乗用車から軽自動車に乗り換えた場合、走りに不満がでる可能性があるので、そういう方はターボのメリットがあります。

一方、軽自動車のターボなしの車しか乗らない方は、今の状態が普通なので、必要ないと思います。できれば人の意見ではなく実車に試乗して、その価値が自分にあるのか確かめてから判断して欲しいです。

自分にあった1台に巡りあえると良いですね!

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