車を買い取り査定の業者さんに売る場合、気になるのは相場。実際に見積もりされても、価格が分からなければ、高いのか安いのかさえ分かりません。単純に相場表のようなものだけでは正確には分からない。
そこで相場をチェックする場合のポイントについてみていくことにしましょう。
比較ポイント
車の査定で価格に大きく影響するのが次のポイントです。
- 年式(いつ買った車なのか?)
- グレード(同じ車でも装備品などで違います。)
- 走行距離(車が走った総距離km)
- 事故車・修理したか?
- 色
これらによって買い取り査定額は変わります。
雑誌やネットなどで価格を比べる場合は、いま乗っている車とほとんど同じ条件のものでないと、相場の比較はできません。
走行距離が同じでも、年式が異なれば査定額は異なります。このあたりを考慮にいれると、なかなかぴったりの車が見つけられないです。
そこで年式は自分の車よりも古いもの、走行距離は長いものを選んで比較します。
あなたの車が2009年で5万キロの車で同じ車種であれば、ある程度の予想ができます。
2008年 6万キロ 査定額40万円
2009年 5万キロ 査定額45万円 あなたの車の予想
2010年 5万キロ 査定額50万円
なかなか同じ様なものを見つけるのは大変ですが、もう1つ重要なポイントがあります。
地域性
ネットで確認しても、実際に住んでいる地域で同じだけの価格で売れるとは限りません。車の価格は、需要と供給のバランスで前後するからです。
例えば都会だと軽自動車の売れる場合は、買い取り価格に反映されて高く買い取ってもらえます。雪の降る地方であれば、4WDの車は高く買ってもらえる確率がアップしますが、沖縄で売っても、あまり高額査定は期待できません。
このような地域性も考慮して、相場が決まります。つまり車の査定をネットだけをチェックしても正確なことは分からないといえます。
自分の車の価値を把握するには、住んでいる地域の中古車買い取り業者さんに、査定を複数社に査定してもらい、比べることではじめて自分の車の価値が正確に把握できます。
愛車の価値は、車の価値を分かる査定士と呼ばれる、専門家の目で実際に確認して初めて本当に分かります。