車を買い取ってもらう経験は、滅多にないので忘れてしまったり、やり方が変わる可能性もあります。
そこで愛車を売る段階から、売却が完了するまでの流れ・手順を分かりやすくまとめてみました。
売ってお金が入るまでの主な流れ
流れとしては以下の5つ。
- 申し込み
- 査定価格のおおよその価格が入ります。
- 実車査定(実際の車を見て値段がつけられます。)
- 契約(価格がOKなら決定します。)
- 入金(通常、あなたが指定した口座に振り込まれます。)
詳細については以下にまとめています。
申し込み
ここではすでに売却先が決まっているという想定で話しをすすめます。まだ愛車をどこに売るのか決まっていない場合はこちらを参考にしてください。
一般的に車を売る場合は、次の3つから選択することになります。
- 電話
- WEB(インターネット)
- 店頭
電話は、すでに顔見知りの業者さんがいらっしゃる場合に、査定を申し込むので、通常は2と3になります。
もしも、折り込みチラシや電話帳などを見て電話をされる場合は、下調べをしてからの方がより高く買い取ってもらえる確率がアップします。
WEB(インターネット)
近年、最も多いのがネットで査定をするパターン。まずはネットで愛車の相場を確認してから、実際に地元の中古車買い取り業者さんに来てもらったり、出かけたりして交渉します。
ただし、ネットでも最終的にはあなたの乗っている車を見ないと、正確な価格を見積もれません。メールでも概算は教えてくれますので、まずはそこで合い見積もりを取って、高いところを何社か、実際に見積に来てもらう流れが一般的。
店頭
町にある買い取り業者さんのところに、一番最初に行くと業者さんの言い値で買い取られる恐れがあります。
というのも、例えばあなたの愛車がカローラだったとして、いくらが相場なのか予備知識がないと、相手が提示した価格が高いか安いかの判断ができないからです。
でですので査定の申し込みの流れはこちらが失敗のリスクを減らせます。
WEBで査定 → 店頭
では、早速、ネットで査定をしてみましょう。
ネットで査定
ネットはサイトによって査定のやり方が異なりますが、おおよそ同じ様な入力項目があります。
車種や、年式(何年に買った物か)、走行距離など。
それほど時間をおかずに、電話で連絡が何社かあるはずです。このときに査定を概算で提示してもらうのが良いでしょう。メールで出してもらえるか頼むと間違いがありません。
そのときに、営業マンの応対なども参考にしてください。丁寧な応対のところは査定も、きっちりしてくれる可能性が高くなりますし、トラブルを少しでも未然に防げます。
概算がさせない場合は、保留にして他の査定業者さんからの連絡を待ちます。
ネット査定の仕組み
インターネットは全国の査定業者が加盟している一括査定が基本。その中からあなたの住んでいる地域が優先的に査定の連絡がされて、あなたの所に連絡が入る仕組み。
ですので、わざわざ車で業者さんの所に、何軒も出向かなくても依頼できます。向こうから査定にも出向いてくれるので、例えばあなたが保険の問題で家族の車を運転できなくても査定してもらえます。
実車査定
電話対応や概算価格が出そろったら、実際に自宅まで車の査定にきてもらい、さらに詳細な査定額を見積してもらいます。
自宅が都合が悪ければ、出向いてもOKですし、どこかで待ち合わせて良いでしょう。勤務先が可能ならばそれでも大丈夫です。ただしあまり遠くの勤務先ですと断れるでしょう。その場合は、勤務先の買い取り業者で一括査定してもらいましょう。
その場合、必要な書類があります。
このとき、いつ売却したいのかを業者に伝えます。もしまだまだ先だと、査定がそもそも無効になるので、また最初から査定のやり直しになるので時間がムダになります。
本当に売る場合にのみ、査定をしてもらうようにしてください。業者さんも忙しいので、売る気がない方の査定は嫌がられます。
契約
見積が出そろったら、高く査定額を提示してくれたところに売却するのが一般的ですが、価格が大差ない場合は、業者さんの対応の良い所に依頼しても良いかもしれません。
査定金額に満足されたら契約になります。
必要な書類はこの日までに用意して、車を引き渡します。これで手続きは完了です。後ほど、あなたが指定して銀行口座に振り込みされます。
後日、車の名義変更が業者さんによってされて、完了した書類(抹消登録)が郵送される場合が一般的。
入金
車、必要書類が全て業者さんに渡ったら、数日以内に、車両代金があなたの指定した口座に振り込まれるのが一般的。
なお、ローンが残っていると、あなたの完全な所有車では無いため売買出来ませんので、ローン残金の支払いは終える必要があります。
よく分からないので不安なとき
分からないことは気軽に業者の方に質問してください。私も疑問点があったので業者さんに質問したら、丁寧に教えてくれました。
こちらを読むと、さらに流れが分かります。