中古車の事故車(修復歴車)は買い?失敗しない見分け方と基準!

黒色の事故車

中古車を見に行くと、ひときわ安く売られている車が事故車(修復歴車)ですね。

でも安いだけでホントに大丈夫なの? かなり不安になりますが、お値うちに買いたいのが本音。

そこで事故車の失敗しない見分け方と、買う場合の基準についてみていくことにしましょう。

スポンサーリンク
レクタングル(大) 広告

事故車(修復歴車)の基準

下記の場所を修理している場合は、おおむね事故車(修復歴車)と呼ばれて、普通の中古車とは区別されて取引されます。

修復歴の定義

場所 修復歴対象
フロントインサイドパネル 
フレーム
ルーフパネル
トランクフロアパネル
ラジエーターコアサポート
フロントクロスメンバー
ダッシュパネル
ルームフロアパネル
ピラー

上記の箇所が修理で交換されているものは、全て事故車(修復歴車)と呼ばれます。

損傷の程度が酷いのに、修理費用を安くするためあえて交換せず、歪みを修正しているものは、構造上、新品よりも強度面に問題がでてきます。格安な車に多いのがこのケース。

事故の程度が軽微で、わずかな傷程度の場合は、事故車と認定せずに売られます。

非常に怖いのは、車の損傷が酷く修理しているのに購入者に知らせずに、高値で販売している悪質な場合は、値段では分からないので素人が見た目だえで判断するのは非常に難しい。

※バンパーやサイドミラーなど、運転や構造に直接関係ない部品の交換は、安全性に影響を与えないので修復歴ではありません。

衝撃は車全体に広がる(波紋)

車がドーンとぶつかった場合、その衝突箇所だけではなく、まるで池に石を投げると波紋が広がるように、車全体に衝撃が走ります。

事故が大きければ大きい程、その損傷は大きくなります。

側面から衝突された場合
ぶつかったのは側面ですが、全体に力が加わってしまいます。

車の横に衝突

後ろに衝突された場合
信号待ちしていたり、高速道路で渋滞の時によく発生する事故の1つが後続車の前方不注意による事故。

車の後ろに衝突

衝撃によっては運転手も助からず、車は即廃車の状態です。ぶっつかるコースによっては、さらに車が横転したりして他の車に次々に衝突する大惨事になる場合も。

でも、このような大事故でも、車が原形を留めてさえいれば、コンピューター制御の専用機械で変形したボディを見た目、全く分からないくらいに修復することが可能です。

修復車のチェックポイント

事故車を見分けるには、時間をかけてゆっくり見るのが大切。後ろに営業マンがいると焦って適当にしか見られない方は要注意。

下記は最低でもチェックして欲しいポイント。

  • 車の前や後ろの塗装の色合い。(衝突する率が高い。)
  • ドアパネルのズレ(交換していると左右ですき間や間隔に微妙なズレがある。)
  • 溶接の綺麗さ。(車の下側などは要チェック)
  • エンジンルーム周りの部品の交換状況
  • タイヤとその周辺
  • トランク周りの歪み

事故をすると塗装をしたり、ドアのパネルを交換したりすると、色合いが変わる場合があるので、それを見つけます。

新車を組み立てるときとは、修復する機械設備が異なるので、左右で差がでてきます。

前方に衝突した場合はエンジン周りに、何か違和感や変化が見られるハズです。妙に綺麗になっていたら要注意。

後ろに衝突されたらトランク周りが変形するので、修復の跡が残っている可能性があります。

それらの箇所を焦らず、ゆっくりチェックして少しでも違和感があれば質問しましょう。もし相手が言葉に一瞬詰まったら、それを見逃さずその車は避けた方が無難。また修復歴を隠しているように感じたら、その販売店を静かに後にしましょう。

上手に修理されたら外からは分からない

事故車を修復すると、以前は溶接箇所は部品の取り付け部分が雑になっていたら、外観である程度は見つけられましたが、修復技術が向上しているので、パッと見ただけでは分からない。(技術レベルが高い場合。)

しかも本体のフレームなどは内装をすると、外からは分からないので見つけられません。例えば胃がんで手術をしても、外見からは「あの人、胃の手術してる!」なんて分からないですよね。

もし見つけるとしたらCTスキャンするか、手術の跡を見るしかありません。残念ですが、服を着たままではそれもわかりません。

車も同じで修理が丁寧にされていれば、外観は場所によっては全く分かりません。もちろん塗装などの違いなどで見分けることもできますが、車に詳しくない人だったらそれも難しいかもしれません。

さすがにそこまで手間をかければ、販売価格はそこそこの値段がするとは思いますが…。

欲しいほど判断力も低下

欲しい車種がなかなか見つからなかったところ、ある販売店であなたのお気に入りの車を発見!

「値段も予算内!これはラッキーかも。」

販売店の営業が、「これは人気車種で、すぐに売れてしまいます。」なんて言葉を掛けられたら、今すぐに買わないと誰かに買われてしまう。

そんな想いが強くなったら、車の価値を正常に判断できなくなるかも。もし販売店がその車の修復歴を隠していれば、あなたが発見できる可能性は低くなるでしょう。

気持の高ぶりは正常な判断をできなくします。欲しい車ほど、少し時間を置いて冷静に判断する必要があります。一人で不安な場合は、自分よりも判断力がある家族や友達と一緒に行くのがオススメ。

販売店で選ぶのがポイント

中古車の見極めは非常に難しい。そこで大事になるのは、販売店の信頼性です。

車の見極めを短時間で見極めるのは、プロでも相当に難しいです。しかも焦って正常な判断ができないと、より困難になります。

そこでもし、万が一のことがあっても、ある程度の期間は保証してくれるお店が安心です。最低、半年くらいは保証期間があるお店がおすすめ。

でもそれだけでは不十分です。仮に悪質な販売店だったとしても、保証期間は1年でも2年で付けるだけならいくらでもできます。(滅多にそんなケースはないですが。)

問題なのは、トラブルが発生したとき。

「入っていたらエンジンから異音がする。」
「タイヤ周りがおかしい。」

と、気がついたお時には、すでにそのお店の電話が繋がらず建物も空室になっている場合。

「やられた・・・」

ディラーや整備工場で調べてもらったら、かなり大きな修復された跡が、あとから確認されたけれど、安全性が無いので廃車になった。残されたローンにさらに廃車費用まで重荷に。

こんなケースを未然に避けるためには、車をチェックする技術よりも販売店選びがもっとも重要です。

参考 はじめての中古車|販売店の選び方と8つのポイント!

事故車(修復歴車)は買い?

中古車を見る目が難しいのを理解されたと思います。見極めには中古車の査定士の資格を持った人が時間をかけて判断しますので、素人目には難しいです。

そこでしっかりと事故車であることが、販売店で表示されていて、詳しい状況が把握できれば、その車は買いです。

一方、事故の状況なども良く分からず、溶接がずさんだったり塗装にムラがあったりする車は避けた方が無難。

軽い事故程度の車であれば、構造に影響を及ぼしていないので安全性が高く、しかも通常よりも十数万~週十万円も安く手に入るので買いと言えます。

まずは修復の程度を詳しく聞いて判断しましょう。

他の記事も読むと詳しくなります。

スポンサーリンク
レクタングル(大) 広告