車の塗装が剥げてしまった場合、そのまま放置していると近頃の酸性雨で車体の奥までサビが到達してしまい、車を売る場合にマイナス査定に。
新品と分からないくらいきれいに塗るには、ディーラーや専門店でやってもらうのが間違いないですが、ちょっとした塗料のはげくらいであれば、自分でメンテナンスできます。
そこで塗料がはがれてしまった時の対処についてまとめました。
塗るポイント
塗料を塗る目的は2つあります。
1つ目は見た目をきれいに保つこと。
もう1つは、車をサビさせないこと。
この2点があります。
見た目をきれいにするのに、自宅で行う場合はある程度の技術を覚える必要があります。どこかに車をつけて凹んだ場合など、かなり本格的にきれいにしたいなども、こちらの記事を参考にしてください。参考 車のへこみ修理を自分で直す手順とコツ
ここでは車をサビさせないための塗装について紹介します。
サビると車の査定額はさがる
車は見た目も大事ですが、もっとも大事なのはサビさせないこと。車体は鉄でてきていますが、サビが内部にまで浸透すると車の強度が落ち、車の安全性を脅かす大問題になります。
もしあなたが住んでいるのが海に近いと、海の潮風でサビの浸透する速度が速まります。車を買い取る場合、このサビを非常に嫌います。ですので見た目よりも、まずはサビを表面だけで止めるように塗装するのが大切。
査定を大幅に落ちないようにするなら、まずは車用のペンキを早く塗るのが先決。少々、見た目が汚くても雨や塩から防げれば十分。もし車を売る場合でも、塗装がされていれば評価が大幅に下がることはありません。
車の色の調べ方
まずは車の色が何色かを調べます。車の色は、各メーカーによって様々な色あいになっていますので、必ず専用の色が車体に記載されています。分からない場合は、各メーカーにお問い合わせください。
下記の動画も参考に。
車の色 塗料について
色が把握できたら、イエローハットやオートバックスなど車用品を販売されているお店かネット通販で、タッチアップペンという車に塗るペンで、先ほど調べた車の該当する色の商品を購入します。
通販 筆塗りタイプ タッチアップペンを楽天市場で詳細を見る。
色が見つからない時は、特注で色を作ってもらうこともできます。価格は特注色でも送料込みで3000円以下、色があるものでは1000円以下くらいで手に入ります。
塗り方
あらかじめ塗りたいところを、洗車しておくとはがれにくくなります。でも面倒なので塗る部分だけをワンポイントで洗って、綺麗なタオルで拭き取り乾燥させればOK。
あとは用意した筆塗りタイプのタッチペンを使って、はがれた塗装に塗ります。筆ペンや絵を書くようなイメージで塗れるところが楽でいいです。
時間が経過すると、乾燥して凹んでしまうので、また上から重ねて塗ります。この作業を何度か繰り返すと、盛り上がってきます。さびを防止するだけなら、この作業で十分に防げます。
本格的にきれいにしたい方に読まれています。