「このヘッドライトの黄ばみ、次回の車検は通りませんよ」。
車やさんから、そんな注意を受けました。
確かに経年劣化によって、色がかなり変色して黄ばみが強いのは分かっていました。写真で見ると、多少はキレイに見えますが実際は黄色くくすんで見えます。
これだけ黄ばんでいれば、車を売るときも印象が悪くマイナス査定になりそう・・・
「古くさいな~」
車が古く感じるのはヘッドライトですよね。人間で言えば目元。シワがあると目立ちますからね。
ということで、何とかこの黄ばみを取れないか調べたら、意外と簡単にキレイにできることが分かりました。
ヘッドライトの黄ばみを取る方法2選
黄ばみを取る方法は、大きく分けて2つ。
- ヘッドライト専用の磨きアイテムを使う方法。
- 『おふろルック みがき洗い』家庭の掃除アイテムを使って、ヘッドライトを磨く方法。
この2種類が定番。
いずれの方法もやり方は同じ。
ヘッドライト専用の磨きアイテム
付属のスポンジにつけて、ヘッドライトにこすると黄色い汁になります。拭き取ると、透明度が高くなるのが分かります。
これを繰り返すと、かなり黄ばみが取れます。表面の黄ばみがとれると、光沢感と透明感がでて見違えるようになりました!
「まさか、こんなにキレイになるなんて!」と、自分でやったのにびっくり。
最初は表面だけ磨いても、黄ばみは中まで浸透しているからダメだろうな~と期待していませんでした。
でも実際にやってみたら、予想よりも透明になって大満足。
結論からいうと次の車検は、車やさんからは何の指摘も受けることなく通過しました。
「良かった!」
イチオシ機能
UVカット、女性には必須ですがヘッドライトにもあると良いですよね。
そんな理由で私は家庭用の後で紹介するものを使わず、こちらにしました。
どれか迷ったらこれ!
※注 黄ばみの度合いやヘッドライトの材質、経年劣化の具合によっては期待していた程にはならないかも。多少でもキレイになればいいや~くらいの気持で試してみてください。
代用品『おふろルック みがき洗い』
『おふろルック みがき洗い』というのは、いわゆるクレンザーと呼ばれるもの。
水アカ、黒ずみ、などを除去するのに使います。
使えるものとしては、
- プラスチック
- 鏡(コーティングされたものは不可)
- 浴室、浴槽
- 床、タイル、陶器、人工大理石などの石材
プラスチックにも使えると記載があるので、当然ですがヘッドライトにも使えそう。
ミクロの研磨材で、こすって黄ばみを落とせます。
YouTubeの『クロワークス KUROWORKS』さんが、実際に使ってテストされています。結果はおふろルック みがき洗いで、キレイになっています。
紫外線への対策はできないので、黄ばみになる期間は早くなると思います。
詳しくはこちら。
注意
天然大理石、塗装面、洗面台、貴金属製品などには使えません。
傷がついたりして価値が下がる恐れもあり、塗装面はハガレてしまいます。
弱アルカリ性ですが、手袋などをしてかぶれには注意してください。
取り扱い説明は必ず読んで理解し、注意事項は守りましょう。
車専用と比べて劣る機能は?
車専用と同様に、研磨剤でキレイに磨けるのですが、ある機能が欠けています。
それは紫外線予防。
強烈に降り注ぐ紫外線は、お肌だけではなく車の塗装やヘッドライトにもダメージを与え続けています。
専用のものは、紫外線防止剤のようなものが入っているので、黄ばみになるのをある程度は防いでくれます。
もちろん徐々に取れていくので永久ではありませんが、それなりに透明の状態を長くしてくれます。
一方、家庭用のものは表面を磨くだけなので、太陽光によって黄ばみがどんどん進行します。まあ日焼けって感じですかね。
だから家庭用で黄ばみを取ったあと、日焼け止めじゃないですが専用のもので上をさらに磨いて仕上げることをオススメします。
「だったら最初から車用で良いんじゃないの?」
ということで、これからは専用のものを使うことにしました。
まとめ
黄ばんだヘッドライトは、表面の黄ばみを落とせばかなり透明になります。
ただし新品のようにはならず、多少の黄ばみは残ります。これは表面だけではなく内部も変質しているからだと思われます。
もし買ったときのような透明感を出したければ、新品のヘッドカバーに交換するしかありません。
今回、やってみてキレイになったヘッドライトを見たら、車が少し若返って新しくなったように感じました。
正面のカバー1つで、見た目がかなり変わるものですね!