電気自動車に革命が起ころうとしています!
これまでバッテリーの寿命や充電時間で、ガソリン車が一歩有利と言われていや状況が一変する出来事が起こりました。
それが革命的な電気自動車のバッテリーの開発に、いろんな意味で話題の東芝がついに成功しました。
やっぱり技術者ってすごい!
目次
最新のバッテリーでガソリン車が無くなる日が加速
まず、従来の電気自動車のバッテリー、ざっくりとした性能を紹介しましょう。
最新のバッテリーでも、急速充電で約30分はかかる。
寿命は各社によって、若干、異なりますがおおよそ10年または20万km(容量が80%以下になる)で交換した方が良いと言われています。
充電回数は500回で、容量が70%を切ると言われているので、スマホの充電感覚でいえば、2~3年で交換した方が良いように感じます。
例えば通勤で片道100km(往復で200km)くらいの方なら、3年で交換した方がよさそう。
これが従来のバッテリーの性能の概要です。
ところが、東芝が新開発したバッテリーは性能の桁が違う。
東芝の最新バッテリーの性能概要
充放電が5000回でも、90%もの電池容量を実現!
5・・・5000回!
単純計算で、従来の軽く10倍。
30年は交換しなくてもよさそう。
充電時間は、6分間でおよそ320kmの走行が可能だというから驚異的な性能向上ではないですか!(さらに改善される可能性あり)。
- 氷点下10度でも10分の急速充電が可能!
これから緊急時でも、数分で町乗りなら実用レベル。各段に進歩している!
東北や北海道など気温が低い所、スキーなどでも活躍しそう。
このバッテリーが実用化されたら、電気自動車の欠点が一気に解消されます。
製品化は2019年度というから、東京オリンピックの頃には期待出来そう。どうか実用化に成功して!
現在、電気自動車が普及しない理由
- バッテリーの寿命が短い。
- 充電時間が長い。
- 高価。
もし性能・寿命が10倍になるなら、話しは激変します!
そもそも充電時間も30分は長すぎる。ガソリン車なら数分で満タン。これなら緊急時でも、全く問題ありません。
仕事で使う場合、30分は大問題ですよ。でも数分なら許容範囲ですから、ガソリン車が駆逐されて、一気に電気自動車の時代が到来しそうです。
問題は価格のみに
電気自動車のネック(問題)だったバッテリーは、技術的に解消されそう。
あとは量産化で価格が下がれば、ガソリン車は過去の車になりそうです。
幸い、電気自動車はエンジンが必要ないので、部品点数は圧倒的に少なくなります。つまり故障率も下がるので、いよいよすごい時代になりそう。
電気自動車と全自動・自動運転
電気100%で車が動くようになると、自動運転との相性も抜群なので、普及の加速は止まらないでしょう。
現在は、モーターがエンジンと比べて静かすぎるので、歩行者が気づかず危険という話しもありますが、全自動・自動運転のレベルになれば、交通事故も激減するでしょう。
スマホ時代が一気にやってきたように、私たちが想像するより早く全自動・自動運転の電気自動車の世界になりそうです。
あとは時間の問題。
東芝さん、がんばって!
まとめ
東芝さん以外にも、おそらく世界中でバッテリー開発がされているので、数分で1000kmくらい走れるバッテリーが完成するかもしれません。
それらを考えると、ちょうどいまはハイブリッドや30分で急速充電する電気自動車は、まだ過渡期、入り口にさしかかっただけかもしれませんね。
ここから、一気に加速しそうな車。最新情報から目が話せません!
ちなみに車のバッテリーが変われば、パソコン、スマホのバッテリーも期待できそう!
頑張って技術者さん!
情報元:スマートジャパン(リンク切れになっています。http://view-source:http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1710/06/news023.html)