車のバッテリーは、車のタイプによって選ぶ商品が異なります。乾電池でも単三と単一を間違えると使えませんよね。それと同じで型を間違えると思わぬトラブルに。
いま流行のブレーキを踏むとエンジンが止まり充電するタイプ、赤信号でエンジンが止まる車は、頻繁にエンジンが始動と停止を繰り返すので、そのたびにバッテリーに負担がかかります。
間違えて購入してしまうと、寿命が極端に短くなるので気をつけてください。では、どんなタイプがあるのかを見ていくことにしましょう。
2つのバッテリーのタイプ
店頭で用途に応じて2種類のバッテリーが売られています。
- アイドリングストップ車(ISS車)
- 普通の車用(赤信号でもエンジンが止まらない車用のタイプ)
もしも間違って、ISS車なのに普通のバッテリー【アイドリングストップ非対応】を購入してしまうと、最初は普通に使えていますが、劣化スピードが加速して2~3年くらいは寿命があると書いてあるのに、わずか1年でダメになってしまうことに。
またアイドリングストップのシステムは、バッテリーに対して急速で充電する仕組みのため、より負荷が高いといえます。
通販で購入される場合やホームセンターなどで、専門の方がいらっしゃらなくて、ご自身で選ぶ場合は、タイプに注意しましょう。
間違えないでね!
必ずISS車の明記がされているのかを確認してください。
普通の車にISS車対応のバッテリーを使うと、寿命が長めに使えるのでおすすめ。現在のバッテリーは親切にそれぞれのタイプで、寿命や目安が記載されています。
私の場合は、最初は全く分からなかったのでイエローハットにいって、バッテリーをチェックしてもらい、寿命が来そうなころに交換してもらったので安心でした。
バッテリーの形式
バッテリーは2種類に分類されているとお伝えしましたが、その中でも細かく仕様が分かれています。間違いないのは、いま付いているバッテリーと同型を購入されると失敗がありません。
大抵はバッテリーの上面に形式が記載されています。
例)型番 N-40B19Lを例に説明します。
- N-40B19L
40は性能を示していて、数字が大きいほど高性能といえます。仮にいまお使いのバッテリーが40で、新品を購入される場合に、40よりも大きなものを選んでも問題はありません。
普通乗用車の場合、38が標準で40は1ランク、44は2ランク、それ以上のハイクラスもあります。
バッテリー容量はメーカーによって各種、容量に幅があります。
↓
小さなものを選ぶと、容量不足でトラブルになるので安くても買わないように注意ください。ただし、下記の数値が同じものを選んでください。
- N-40B19L
Bと記載されている場合とDと記載されている場合が一般的です。これはバッテリーの幅と高さを示すアルファベットです。
- N-40B19L
19は長さ19cmを表しています。バッテリーの大きさによって数字は変わります。同じ大きさでないと、車に設置できない場合があるので、この数字は同じものを購入しましょう。
- N-40B19L
Lは、マイナス端子が左側にある場合。Rはマイナス端子が右側のある場合に記載されています。つまりLとRは、電極の位置を示しているので、逆だとショートして大変なことになります。いま車にあるものと同じものを選びましょう。
まとめ
バッテリーの購入は、タイプに合わせて購入しましょう。
- ハイブリッド車
- アイドリングストップ車(ISS車)
- 軽自動車やコンパクトカー
- ワンボックスタイプ
それぞれ、要求される性能が異なるので、判断できない場合は、車用品取扱店やディーラーに相談して購入するのが安心。
ネットなどで購入される場合は、何度も取り扱い説明書を確認して、形式を間違わないようにしましょう。