キュル・キュル・キュル・・・
「えっ!エンジンがかからない!」これから保育園に子どもを預けて仕事に行かなくちゃいけないのに・・・
私のように気温が下がる秋頃から、バッテリー上がりでエンジンがかからないトラブルが増えます。
我が家も、いままで何度か別々の車で経験があります。
「私はいつもバッテリーの電圧を測定しているから問題無い」なんて人は、めったにいらっしゃらないのでは?私は気にしたことなんて1度もありませんでした。
あ~たまには調べた方が良かったかも。車が動かなくなると、その重要性に気づかされます。私の場合は手遅れ。
慌てて会社に電話して遅れることを伝えて・・・あの朝は大変でした(涙)
目次
バッテリーのトラブル
バッテリーは2~3年で寿命をむかえます。意外と短いですよね?
買ったばかりの新品の頃は、電圧は高い状態を保っています。ところが古くなると、ひんぱんに運転しないと電圧が下がり気味。
週末ドライバーという方は危険。
「私は週2回くらい、近くのスーパーに買い物に行ってるけど・・・」
という方もぜんぜんダメ。実は減ってしまったバッテリーは、短距離をちょこちょこ車を走らせても減った電気は復活しません。
室内灯をつけたままバッテリーが無くなった
帰宅したとき、ちょっと忘れ物をしてエンジンをかけるまでもないので、ちょっと室内灯(ルームランプ)をつけて家に戻ったのですが・・・
「ヤバイ!」
翌朝、エンジンがかからない。気づくと室内灯がオンになっていました。
たしか夜の10時頃に車に戻ったので、それからわずか10時間でエンジンがかけられないくらい、バッテリーの容量が減ったことになります。
LEDでも明るいタイプは、かなり電力が必要になるので油断しているととんでもないことに。
冬じゃなくてもトラブルになります。
バッテリーが空になったくらいでは、車を売るときのマイナスにはそれほど影響ありませんが、あまり負担はかけたくありませんね。
真夏でもバッテリーは危険
バッテリーは真夏こそ危険。とういうのも暑くなるとエアコンを使うので、バッテリーへの負担も大きくなるからです。
また高温になりすぎると、バッテリーが劣化するのも寿命が短くなる原因の1つ。できるだけ車は炎天下では日影に駐車したいもの。
そしてエアコンや高温で劣化すると、秋の冷え込みとともにエンジンがかからないトラブルが多発することに。その原因は真夏から進行していたのです。
バッテリーの容量はどんどん減る
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池ですが、あれも徐々に使える容量が減ってしまいます。
しかもスマホのバッテリーとの大きな違いは、劣化して元の容量に戻りません。これが寿命が短い原因。たった1回でも、ライトをつけて容量を空にしてしまうと廃棄になるケースも。
もちろん普通に使用していても、大抵は2~3年で、エンジンのかかりが悪くなります。もし寒くなった秋~冬の時期に調子が悪くなれば、早めに交換をおすすめします。
万が一、遠出や夜遅くにトラブルとやっかいなことになります。車中泊なんかで、山で車が動かなくなると恐怖すら感じます。雪で動けなくなると、バッテリーの負担も大きくなるので危険。
室内灯でバッテリーがあがったりすると、寿命が極端に短くなることも予想されるので、くれぐれも注意してください。
私は車の中に、100均の乾電池式のLEDライトを設置するようにしました。
短距離しか走らない車はバッテリーが空に!
車を動かさなくても、時計やセキュリティーなどの電子回路に電気が24時間流れているので、何もしなくても容量は減ります。
販売されている自動車用のバッテリーの商品の箱には、いつ充電したのか目安が分かる出荷の日付けなどが記載されています。このあたりがスマホのバッテリーと違うところ。
そんなやっかいなバッテリーですが、電気容量の割に価格が安いのでいまでも使われています。
カーバッテリーは常に満充電に使うと長持ちする
目安は1日1回の走行で、連続30分くらいは車を動かさないと充電されず容量が減ります。
もし平日が難しいなら、休日に長距離、例えば高速道路を使いテーマパークや観光地に行くとバッテリーに充電されるのでお勧め。
「え?ガソリンがもったい!」という場合には、カーバッテリー専用の充電器で充電してください。1ヶ月に1回、満充電すれば大抵の場合には間に合います。いつも容量が常に8割、9割くらいは保てるようにしましょう。
めんどくてできない場合は、車検の時に毎回バッテリーを交換すればまず安心。